今回のニッケのミッケさん
衣料繊維事業本部 販売統括部 ユニフォーム部 スクール第2課よしだ吉田
営業として制服の生地販売だけでなく、出前授業では時に講師としても登壇しております。生徒様から頂く感想は、とても励みになっております。これからも皆様のお役に立てるよう頑張ります!
SDGs・ESDの推進 わかっていても何から取り組もう?
今やっている内容で充足しているのか・・・?など、そんなお困りごとはございませんか?ニッケでは、学生たちに一番身近な制服を生きた教材として活用し、子どもたちの学びを広げる「Weardy®」という体験型教育プログラムをご提供しています。現在、全国の学校よりご依頼いただき、ご要望に合わせた多様なプログラムを実施しております。 今回のニッケのミッケでは、2024年1月に群馬県家庭クラブ連盟の代議員会で実施した「ウールラボ」の様子をお伝えします!
今回の訪問先
ご依頼いただいた群馬県高等学校家庭クラブ連盟は、高校生全員が学ぶ「家庭科」の学習内容であるホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動を推進するための全国組織の群馬県支部です。連盟に加盟する28校の代表生徒が集まり、普段の各校での活動の共有会や勉強会を年に3回ほど実施されています。各校の活動事例としては、「防災教育や危機管理の徹底についての情報発信」、「地域と連携した食育ボランティアの取り組み、リサイクル」などがあり、皆さん精力的に活動されています。
今回のウールラボは、生徒たちが交流しながら学ぶことができること、衣服からSDGsについて考えられるという部分が今後の活動に生かすことができるのではないかと、ご依頼いただきました。 家庭科は私たちが生きる上で大切な科目ですが、近年、資産運用やプログラミングなど新しい分野の授業内容が導入され、先生方から「衣服や生活について、もっとたくさん教えたい内容があるのに!」という想いも過去に伺ったことがあります。限られた授業時間の中で、より深い学びをご提供するお手伝いができれば、という想いでウールラボを実施しました。
ウールラボとは?
ウールラボは、Weardy®のコンテンツのひとつで、人気のプログラムの一つです。子どもたちが日常着用することの多い、綿・ポリエステル・ウールを取り上げ、実験を通じて“SDGsを自分ごととして考える”学びの場を提供しています。
家庭科の学習指導要領「衣生活」の内容に準拠しながら、実験やグループワークなど体験型授業となっているところや、自分たちの衣服とSDGsがつながる内容になっているところに非常にご好評をいただいております!
当日の実施風景
当日は、19校34名の生徒に参加いただきました。ニッケウールラボ認定講師として私も登壇したのですが、各学校を象徴する制服を纏った生徒様にご参加いただき、圧巻の光景でした。代表の生徒様より丁寧なご紹介をいただきウールラボスタート!
糸づくり体験や実験では他校の生徒と交流しながら楽しく取り組む姿を見ることができました。最後の10分ほどで、「自分たちの衣生活をどのように変えることができるか」を各自考えてもらいました。皆、いろいろなアイデアがでており、SDGsを自分ごとにするきっかけになったのではないかと思います。
感想
参加された先生からは、「まさに家庭クラブにふさわしい内容。『衣生活』の教科書そのもののような内容だった。いろいろ生地を触らせたりしたいが、キットを揃えるのも大変なので、このウールラボはありがたい。SDGsに絡んでいるのもいい。」とお言葉をいただきました。生徒様の感想では、楽しみながら学ぶことができた」「服を捨てることが、地球温暖化につながると思わなかった。大切に使ってなるべく廃棄量を減らしていきたい」と、ニッケが伝えたい内容がちゃんと届いているなあと嬉しくなりました。
SDGsというと、大きな社会問題に取り組むということをイメージしがちです。しかし、そういった社会問題を紐解き、自分ごとにし「まずどんな行動ができるか?」と考えることが重要です。私たちの生活に欠かせない「衣服」から紐解いてみるのはいかがでしょう? ニッケはこれからも制服を通じて生徒の学びを広げる教育活動のサポートをしていきます。
皆さんの学校でも、ニッケの教育プログラム「Weardy®」を実施してみませんか?
詳しくは下記のバナーよりHPをご確認ください。
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